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論文

鉱物の顕微赤外分光法; 地球科学における新しい顕微状態分析法

中嶋 悟

日本電子ニュース, 27(1-2), p.12 - 17, 1987/02

天然の岩石の構成物質である鉱物については、X線マイクロアナライザーによって数$$mu$$mオーダーでの元素分布が知られるようになったが、今後は、これらの元素がどのような状態で存在するかについての情報も必要とされる。その1つの分析法として、鉱物の顕微赤外分光法は、非破壊で鉱物の微小領域の結晶構造や水の存在状態、多原子価元素の価数等の情報が得られ、鉱物の生成条件や2次的変化などの推定に有効である。フーリエ変換型顕微赤外分光計を用いて、天然の鉱物の20$$mu$$m領域での状態分析を試みた。岩石の割れ目(水みち)周辺での鉱物の水和現象などの研究は、岩石中での物質移動に関与した水の役割を明らかにできよう。また、地層中に存在する微量天然有機物のキャラクタリゼーションは、酸化還元条件に敏感な元素の還元による固定を調べる上で重要である。これらの研究は、顕微赤外分光法で可能となろう。

論文

Chemical structure of polyacetylene prepared by $$gamma$$-irradiation in the plastic crystalline state

西井 正信; 林 香苗; 栗山 将; 岡村 誠三*

Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 26, p.555 - 556, 1983/00

アセチレンの放射線固相重合を試み、得られたポリマーの化学構造を主として赤外線吸収スペクトルより明らかにした。アセチレンは融点-81.8$$^{circ}$$Cと相転移点-124$$^{circ}$$Cの間の温度では柔粘性結晶相となることが知られているが、この相状態での放射線照射による重合性はこれまで調べられていない。低温結晶相(-196$$^{circ}$$C)および液相(-72$$^{circ}$$C)との比較から柔粘結晶相(-95$$^{circ}$$C)での重合速度は液相での速度と同等であることを見出した。生成ポリマーの分析からは、柔粘性結晶相で得られたポリアセチレンは、他の相状態で得られたポリマーよりも、トランス構造の共設二重結合の連鎖が長いことが明らかとなった。

論文

Infrared spectroscopic studies of some uranyl nitrate complexes

大和田 謙

Spectrochimica Acta, Part A, 35A(11), p.1283 - 1288, 1979/00

硝酸ウラニル錯塩、UO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$・6H$$_{2}$$O,UO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$(NH$$_{3}$$)$$_{2}$$,K$$_{2}$$UO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$F$$_{2}$$,K$$_{2}$$UO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{2}$$(CN)$$_{2}$$の赤外線スペクトルを4000~30cm$$^{-}$$$$^{1}$$の波数範囲で測定した。2,3の補正項を含む原子価力場を仮定して基準振動の解析を行い、これにもとづいて各錯塩の骨格振動の帰属を行った。その際、各錯塩のU=0,U-NO$$_{3}$$およびU-L(L=H$$_{2}$$O,NH$$_{3}$$,F,CN)結合に関する近似的な力の定数を得た。また、錯塩中のU=0結合に及ぼす配位子の影響(配位子効果)を調べるため、U=0結合における1$$pi$$n-分子軌道の重なり積分を計算し、これとU=0伸縮振動の力の定数との関係を検討した。

論文

IR spectroscopic studies of some uranyl tetrachloride complexes

大和田 謙

Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 40(7), p.1369 - 1374, 1978/07

 被引用回数:20

四塩化ウラニル錯塩(K$$_{2}$$UO$$_{2}$$Cl$$_{4}$$,3H$$_{2}$$O,Rb$$_{2}$$UO$$_{2}$$Cl$$_{4}$$,H$$_{2}$$O,(NH$$_{4}$$)$$_{2}$$UO$$_{2}$$Cl$$_{4}$$,4H$$_{2}$$O)の赤外線吸収スペクトルを4000~30cm$$^{-}$$$$^{1}$$の波数範囲で測定し、更に外圏イオン(K$$^{+}$$,Rb$$^{+}$$,NH$$_{4}$$$$^{+}$$)を無視して(UO$$_{2}$$Cl$$_{4}$$)$$^{2}$$$$^{-}$$イオンについての基準振動の解析を行った。この解析には、改良Urey-Bradley力場ならびに改良原子価力場を用い、ウラン-酸素(U-O)結合およびウラン-塩素(U-Cl)結合に関する各種の力の定数を得た。また、得られた力の定数に基づいてU-O結合に及ぼす配位子の影響を考察した。ウラニルイオンに配位子が結合すると、配位子からウラン原子へ電荷の移動が起こり、これによってU-O結合が弱められる結果となることが推論され、さらに、配位子からウラン原子への電荷の移動量は簡単な経験式(2次曲線)によって近似的に算出しうることが示された。

論文

IR spectroscopic study of dipotassium and dicesium uranyl tetrabromides

大和田 謙

Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 39(9), p.1601 - 1605, 1977/09

 被引用回数:6

2カリウム4臭化ウラニル(K$$_{2}$$UO$$_{2}$$BR$$_{4}$$)およびセシウム4臭化ウラニル(Cs$$_{2}$$UO$$_{2}$$Br$$_{4}$$)の赤外吸収スペクトルを4000cm$$^{-}$$$$^{1}$$~30cm$$^{-}$$$$^{1}$$の波数範囲で測定した。また本化合物の外圏イオン(K$$^{+}$$、Cs$$^{+}$$)を無視し、UO$$_{2}$$Br$$_{4}$$$$^{2}$$$$^{-}$$)イオンのみの基準振動の解析を行った。解析には補正項を含むUrey-Bradley力場および原子価力場を採用し、ウラン-酸素(U-O)およびウラン-臭素(U-Br)結合に関する各種の力の定数を決定した。これらの力の定数のうちとくに2個のU-0結合間の相互作用の力の定数に注目し、これと2結合間の相互結合分極率との関係について議論した。

論文

Far infrared absorption spectra of rubidium uranium complex fluorides

曽我 猛; 大和田 謙; 岩崎 又衛

Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 35(6), p.2069 - 2074, 1973/06

 被引用回数:3

RbF-UF$$_{4}$$系の複フッ化物の遠赤外吸収スペクトルを波数範囲500cm$$^{-}$$$$^{1}$$-30cm$$^{-}$$$$^{1}$$で測定した。その結果、390cm$$^{-}$$$$^{1}$$-340cm$$^{-}$$$$^{1}$$及び200cm$$^{-}$$$$^{1}$$付近に観測された強い吸収帯は、UF$$_{4}$$及びアルカリ金属-ウラン(IV)複フッ化物のスペクトルの検討から、それぞれU-F伸縮振動及びF-U-F変角振動に帰属された。また、120cm$$^{-}$$$$^{1}$$以下に内部錯イオンと外部イオンの相互作用によって生じる格子振動が観測された。ルビジウム-ウラン(IV)、ナトリウム-ウラン(IV)及びカリウム-ウラン(IV)複フッ化物について、U-F伸縮とF-U-F変角の力の定数の近似値を各化合物内でUF$$_{4}$$の構造が部分的に保持されていると仮定して求めた。また、それらから導かれるU-F原子間距離をBadger's ruleによって求めた。

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